南房総勝山「かっちゃま」ダイビングサービスのご案内

かっちゃまダイビングサービス

千葉・内房の沖合には東京海底谷があり、深海魚、ラブカ、ゴブリンシャークなど珍しい生き物が観察されています。

東京海底谷(とうきょうかいていこく)

東京湾内の水深は比較的浅く、富津岬沖には「中の洲」と呼ばれる台地が広がっています。しかし、水深が浅いのは観音崎近辺までであり、隣接する久里浜の南沖の海底は急激に深くなっており、海底谷が認められています。この「東京海底谷」には、河川を通じて東京湾に流れ込んだ有機物が沈殿することで、深海でありながら栄養が豊富であるという特異な環境を生み出しています。

この東京海底谷が富栄養化したのは、江戸時代以降、東京(旧江戸)に都市が形成され、生活排水が河川を通じて流れ込み、それらが、中の洲や、野島海岸(神奈川県) 、多摩川河口干潟 、三枚洲(東京都) 、三番瀬(千葉県) 、谷津干潟(千葉県) 、盤洲干潟(千葉県) 、富津干潟(千葉県) などの、干潟に生息する微生物によって分解されることで海洋生物にとって重要な栄養素として蓄積されてきたわけです。深海に沈んだ栄養素は、あらゆる海洋生物を育み、東京湾を世界的に貴重な深海性生物の宝庫を築きあげております。

特にラブカ(Chlamydoselachus anguineus 羅鱶、英名:Frilled shark、フリルド・シャーク)や、ミツクリザメ(箕作鮫、学名:Mitsukurina owstoni 、英名:Goblin shark、ゴブリン・シャーク)は、東京湾で捕獲されるケースが多く、世界的にも貴重な海域と評価されています。先に報じられた「NHKスペシャル 幻のサメを探せ ~秘境 東京海底谷~」の撮影では、我々パロパロアクアティックがサポートをさせていただきました。